食べ放題とピークエンドの法則
今日、焼肉の食べ放題に行きました!
食べ放題に行くと必ずと言っていいほど、
帰り際、もう食べ放題は来なくてもいいやってなります。笑
なぜかというと
満腹すぎて苦しいから。笑
せっかくの食べ放題が、悪いイメージ、苦しいイメージで終わってしまうんです。
それで思い出したんですけど、
ピーク・エンドの法則って知ってますか?
「あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」
という法則!
今回の焼肉でいうなら、「美味しい記憶」よりも「最後の苦しい記憶」が
全体の印象として強く残るよってこと。
別の例を見てみよう!
AさんとBさん、どちらもタクシーで会社に向かっていました。
Aさんの乗っているタクシーは、
始めの15分は渋滞に巻き込まれたが、最後の5分はスムーズに進んだ。
Bさんの乗っているタクシーは、
始めの5分はスムーズに進んだが、最後の15分は渋滞に巻き込まれた。
会社に着いた時、どちらがよりイライラしていますか?
AさんもBさんも客観的に見れば、15分の渋滞に巻き込まれた、5分はスムーズに進んだ。と同じ体験をしている。
のにも関わらず、Bさんの方が実際はイライラの度合いは高かった。
これは、経験の強烈な時、経験の最後の時間に焦点を当てて考える。という例の良い例一つ。
ここまで読んで、なんとなくわかったかと思いますが、
「終わりよければすべてよし」
と似ていますね!
これ、勉強も同じだと思うんですよ。
面倒くさい。
疲れる。
どうせできない。
始める前からこんなこと言わずに、少しでいいからやってみよう。
わからなかった問題が分かるようになるまでやれば、
その日の勉強って、全体を通してみた時
やってよかったって思えそうじゃない?
わからなかった問題が、できるようになって
嬉しかった。楽しかった。って経験は、
誰しもしたことがあるんじゃないかな?
それなのに、多くの人は
嬉しさ、楽しさを感じる前の
つらい時にやめてしまう。
自分で、自分の勉強を、よりつらいものにしてしまっている。
わからない問題を、できるようにするために
質問にたくさん来て、
自分で、自分の勉強を、よりよい体験にしていく。
そうすれば、嫌な勉強も
少し頑張ってみるかって気持ちになれると思う。
でも、逆を言ったら
受験という大きな体験。
結果ではなく、最後の最後まで自分が頑張ることができていたか。
最後の最後で手を抜いてしまったら、今までの頑張りが
手を抜いたという経験で上書きされてしまう。
結果がどうであれ、良い経験にするか悪い経験にするかは自分次第。
つらい経験を「記憶の錯覚」によって、幸福な経験にできる。
逆もまた然り。
ピーク・エンドの法則は使い方次第。
良い方向に使えるよう、意識していこう。